雌雄が卵と精子を

水中に放出し、体外受精が行われる。

台風の通過後4-5日で稚貝の着底が確認されていることから、エゾアワビと同様に台風の通過に伴う時化の刺激が放卵放精の刺激となっており、これによって幼生の広域への分散が促されている可能性が示唆されている。

受精卵は約1日で孵化し、トロコフォア幼生となる。

トロコフォア幼生はやがてベリジャー幼生に変態し、数日かけて摂食を行うことなく卵黄の栄養素だけで、着底可能となるまでに成長する。

着底は無節石灰藻などをターゲットにして起こり、稚貝に変態する。

稚貝は当初は珪藻や無節石灰藻の分泌する粘液を食べて成長し、やがて珪藻そのものを摂取するようになり、最終的には褐藻などの海藻を食べるようになる。
update:2010年02月15日