即興演劇の一形態 〔イタリア・演劇・仮面〕

コンメディア・デッラルテは、仮面を使用する即興演劇の一形態。

16世紀中頃にイタリア北部で生まれ、主に16世紀頃から18世紀頃にかけてヨーロッパで流行し、現在もなお各地で上演され続けている。


コンメディア・デッラルテの起源は、一説では古代ローマの「アテルラナ」ではないかと言われている。

アテルラナは、コンメディア・デッラルテのように、ストック・キャラクターを用い即興演技によって行われる風刺喜劇だった。

教会が演劇を抑圧していた500年ほどの期間に、アテルラナは他の様々な演劇のスタイルと共に歴史の表舞台から消えてしまう。

その間、旅回り芸人のスタイルとして残り、民衆のなかで上演されていくうちにゆっくりと洗練されていき、ルネサンス以降にコンメディア・デッラルテとして世に現れたとも考えられる。

だが、記録上の確証はない。コンメディア・デッラルテでは、俳優達が類型的なキャラクターをユーモラスに演じる。
update:2010年03月12日